
従来のSUS系素材をはるかに超える高硬度金属(ロックウェル硬度でHRC63〜64)。
それが、ハヤシ・シザースのHYS(ハイス)鋼。
この鋼材で造られたハサミは、今までの素材よりも切味が驚くほど長持ちし、刃こぼれしにくい上に、刃性が高くて粘りがあります。
その特徴と長所は、ハサミ用の素材としては現在最新で最高ランクのものです。
ハヤシ・シザースでは最新の微粒子粉末治金技術で作られたこの鋼材を当社のシザーに取り入れました。

ハサミの素材で良く使われるSUS系などの素材は、原料を高温で溶かし、混ぜ合わせることで製造します。
しかし、これだけ技術が上がった現在でも溶かした金属の全体の比率を均一に混ぜ合わせることは大変難しいのです。
これを解決したのが微粒子粉末鋼とよばれる金属。
硬度を上げるタングステン、粘りを出すモリブデン、添加剤としてのバナジウムなどの金属素材を微粒子化して焼き固める最新の「粉末治金技術」で造られたこの金属ハイスは、それまでの合金の問題を解決した合金内の粒子が全体的に均一で緻密な素材です。
それにより、驚異的な硬度と粘りを実現したこのハイス鋼は、高速ドリルなどの工作機械にも用いられるほどの強度を誇ります。
ハヤシ・シザースでは刃と柄を別合金にすることで多彩な柄の接合を可能にしています。