心地よく抜けるセニング。
それは、サロンのプロが仕事の効率を上げるための必須のアイテム。
そんなセニングシザーに求められる一番大切なことは、「抜け」の良さ。
では、抜けのよいセニングとはどんなセニングなのか?
それを知っておくことがサロンのプロには必要です。
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左のイラストを見てください。
まず、「クシ歯の先端の上側(@)よりも下側(A)の方が幅が広い」ということが第一です。
この幅の差が大きければ大きいほど抜けはよくなりますよね。
このイラストだと、クシ刃上側と下側の差がほぼ倍以上あるのがわかると思います。
さらにカットしながら、セニングを抜く際に斜め方向に抜くことを考えてクシ刃をラウンドさせた(曲げた)形状(Bの矢印)になっています。これがクシ刃の上下の幅の差とあいまってさらに抜けをよくしていくのです。
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抜けをよくするためのもう一つのポイントとして、セニング全体の幅を増やすこと(黄色の線)も大切。
幅が増えればハサミが閉じている際の髪が抜ける部分(赤の線)の幅を広く取ることが出来ます。
ワイドなボディ、ラウンドしたクシ刃、そしてクシ刃の上と下のスペースの差、この三つが抜けを良くするキーワードです。
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セニング・シザーのクシの刃をよ〜く見てください。
先の形が微妙に違うのがわかりますか?
溝が一つだったり、二つだったり、三つだったり。
段差があったり無かったり。
クシの幅が広かったり狭かったり・・・・
謎が多いセニング・シザー
これは何のためにこうなっているのか、どうしてそうなったのか。
そのお話をしようと思います。
セニングシザーの構造は、クシ刃の先に髪を捕らえ、捕らえた髪を動刃が切るという形になっています。
このクシ刃の先の形状が実は使うときのフィーリングに大きく影響する部分だということを知っていますか?。
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今までのセニングはそのV型の溝に捕らえた髪を逃がさずに全てカットしていました。だからどうしても切れ味は重くてゴリゴリした感触になっていました。
スキ量に変化を与えずにカットするフィーリングを良くするために最近のセニングのクシの先は、シザーの先端のほうに向かって低くなる形状にV溝を変化させることで髪を逃がし、切れ味が軽くてなめらかなフィーリングになっています。
さらにスキ量を増やしてもその軽くなったフィーリングを変えないように「W」「トリプル」とスキ量が増えるにつれて、先端の溝の数が増えています。
20%だと「V」溝
30%だと「W」溝
40%だと「トリプル」溝
という感じですね。
ちなみに10%は両グシになります。
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溝がひとつだけだと、スキ量が多くなればなるほど切れ味は硬くなってしまいます。
その理由は単純です。スキ量が多い=はさむ量が多いという公式が成り立つからですね。
だからスキ量が増えるほどクシの先の溝の数を多くして挟む量を分散させるようになっているのです。
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「抜けが良くて切れ味の軽いセニング」
それを目指してハヤシのセニングはワイドな形状へと進化してきました。
抜けのためのワイドなボディ、段差をつけた溝のためのワイドなクシ刃へと進化を続けてきたのです。
そうしてハヤシのセニングは「ワイドセニング」へと新化を遂げました。
そしてその「新化」はまだまだ止まりそうにありません。
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